★マラソンにかけた理由と挫折

私が36歳の時、息子(長男)が誕生した。
その息子が20歳を過ぎ、私が還暦になっても、健康であって、体力的にも 絶対に負けないぞという強い気持ちがあった。 それは、私の父親が60歳手前から病気を患い62歳で他界したが、息子には 同じような姿を見せてはならないという信念であった。
体力強化のために何をするか・・・

その時に思い付いたのが、テレビなどで走っている姿を見て憧れとなっていた マラソンだった。
これなら私の性格にも合うかもしれない!
「いける!」と意気込みまでは良かった。
しかし、いざ走り出してみると、なんと200メートル走るのが精一杯だった。
ここで諦めるは早すぎる。と奮起し少しづつ距離を延ばしていった。

そして月間200~300キロ以上走れるようになり、 マラソン大会にも機会があれば参加するようになった。
そしてトレーニングを積み重ねること20年、55歳でフルマラソンで自己 新記録(3時間15分53秒)を達成するまでになった。

その後は膝の痛みを感じつつもマラソントレーニングを継続した。
それがいけなかった。
痛みが悪化し、走るどころではなくなってしまい、病院へ。

そして2020年(59歳)で、人生初の全身麻酔手術を経験。 2023年(62歳)までの3年間で、「右膝半月板断裂縫合手術」(2回) 「変形性膝関節症脛骨骨切り手術及び抜釘手術」(4回)を施術。 術後の激痛と出血がハンパなく苦しかった。

入院するたびに、世話好きの美人看護師さん達に「お帰りなさい、また来てくれたのね」と 歓迎された。その笑顔の向こうからやって来る手術への不安と苦痛、そしてリハビリの 日々を思うと気持ちが重くなっていた。 そして、その度に再びフルマラソンに参加し、完走する 勇姿と感動を夢見て奮起し、なんとか乗り越えてきた。